チョウセンキハギは朝鮮半島の山地に多いハギの仲間で、日本では対馬の北部だけに自生するとても珍しい低木です。小葉の先がとがり、初夏に赤紫色の小さな花を咲かせます。
姿・形
- 育つ姿
- よく枝分かれする落葉低木で、高さ1〜3mになります。冬には枝先が枯れます。
- 葉
- 小葉3枚からなるです。頂小葉は長さ1〜5cmの卵形で、先はとがって小さな突起があり、裏面には黄色みのある寝た毛が密生します。
- 花
- 葉のわきから出る2〜4cm(長いと10cm)ほどの花序に、長さ1cmほどの赤紫色の蝶形花がいくつもつきます。の先は長くとがります。
- 実
- 平たく丸い豆果ができ、中に腎臓形の種子が入ります。
間違えやすい生き物
ヤマハギLespedeza bicolor
ヤマハギは小葉の先が丸く、チョウセンキハギは先がとがります。ヤマハギは花序が葉より長く突き出ます。
間違えやすい理由どちらも三出複葉で赤紫色の蝶形花をつける低木のハギです。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山地
- 林内
- 分布
- 朝鮮半島に多く、中国の中部にも分布します。日本では長崎県対馬の北部(豊崎・鰐浦)でしか知られていません。
- 好む環境
- ハギの仲間の中では日陰に強く、やせた土地でも育ちます。
名前と分類
- 名前について
- キハギ(Lespedeza buergeri)の亜種として扱われたこともありますが、萼片の先が長くとがることと花が赤紫色であることから、別種とする見方があります。
ほかの生き物も見てみる
出会った生き物を記録して、集めていこう
写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。





