マンサクは日本固有の木で、早春、ほかの木より先に、ねじれたひものような黄色い花を枝いっぱいに咲かせます。本州の太平洋側、四国、九州の山地の雑木林に自生し、庭木や公園樹としても植えられます。名前は「まず咲く」が変わったという説や、黄金色の花がたくさん咲くと豊作になるという説があります。

姿・形

育つ姿
で、多くは高さ3mほどですが、大きくなると5〜6mになります。
葉
葉は互生し、長さ5〜15cmのひし形状の円形〜広卵形です。左右が非対称なので「カタソゲ(片削げ)」とも呼ばれます。秋には黄色〜橙色に色づきます。
花
花弁は4枚で、長さ10〜15mmの細いひも状にねじれています。萼片は暗い赤褐色です。
花の時期
2〜3月、葉が出る前に咲きます。
実
果実は9〜10月に熟し、乾くと裂けて黒い種子を2個飛ばします。

間違えやすい生き物

シナマンサクHamamelis mollis

シナマンサクは香りが強く、前年の枯れ葉が枝に残って花の間に見えることがよくあります。マンサクの花弁はより長く波打ちます。

間違えやすい理由中国原産の近縁種で、同じ時期に黄色い花を咲かせ、庭にも植えられます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地の雑木林
  • 谷筋
  • 庭・公園
分布
本州(宮城県以南)の太平洋側、四国、九州に自生します。北海道南西部から本州の日本海側には、葉の丸いマルバマンサクが分布します。庭木や公園樹としても植えられます。
花の時期

2〜3月に咲きます

花 2〜3月 · 実 9〜10月

名前と分類

品種といろいろな姿
花弁が赤いアカバナマンサク、花弁の付け根が紅色のニシキマンサク、枝が垂れるシダレマンサクなどの品種が知られています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 樹皮の繊維が強く、岐阜県白川郷の合掌造りに使われたとされています。
  • 冬の寒いうちに咲く花は、切り花にも使われます。

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マンサク(Hamamelis japonica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo