モリノカレバタケは、林の落ち葉の上に生える小さな茶色のきのこです。かさは赤褐色から乾くと淡い黄土色にあせ、は白っぽく密です。落ち葉を分解して暮らし、ときに輪になって生えるをつくります。
姿・形
- 姿
- かさの径は1〜7cmほどです。若いうちはまんじゅう形で、のちに平らに開きます。柄は細長くなめらかで、中はすぐに空洞になり、根もとに白い菌糸がつきます。
- 育つ姿
- ばらばらに、または群れて生えます。
間違えやすい生き物
エセオリミキRhodocollybia butyracea
柄の下のほうがこん棒状に太くなることが多いです。写真では見分けにくく、胞子を紙に落としてみると、モリノカレバタケは白色、エセオリミキはクリーム色〜わずかにピンクがかった色になります。
間違えやすい理由赤褐色で乾くとあせるかさや、白いひだがよく似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 落葉広葉樹林
- 針葉樹林
- 常緑広葉樹林
- 林床の落ち葉
- 分布
- 北半球の温帯の森に広く分布し、日本の林でも見られます。
- 好む環境
- 地面の落ち葉や小枝、腐った材の上などに生えます。茨城県つくば市の植物園では、5月から11月にかけて落葉広葉樹林・針葉樹林・常緑広葉樹林など、さまざまな林で記録されています。
繁殖と一生
- 増え方
- ひだで白色〜クリーム色の胞子がつくられます。
注意すること
- 注意すること
- 食べられるとする資料もありますが、食べてひどい胃腸の不調を起こした例が報告されています。柄はかたく、また水銀などを取り込むことがあるため、道ばたや工場地帯のものは特に注意が必要です。
名前と分類
- 名前について
- かつてはCollybia dryophilaの名で知られていました。モリノカサという別名もあります。交配実験の研究から、この名前のもとに複数の種がまじっているとする意見もあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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