ソバは蕎麦粉の原料となる作物ですが、イネ科ではなくタデ科の一年草です。種まきから70〜80日ほどで収穫できるほど育ちが早く、やせた土地でも育つため、としても作られてきました。日本への伝来の時期ははっきりしませんが、弥生時代には焼畑で作られていたと考えられています。
姿・形
- 姿
- 草丈60〜130cmの一年草です。茎は緑、淡紅、濃紅などの色をしています。
- 葉
- 三角形に近いハート形です。
- 花
- 茎の先に直径6mmほどの小さな花をたくさんつけます。花の色は白、淡紅、赤があります。
- 実
- 三つの角がある三角形の実で、熟すと黒や茶褐色になります。
間違えやすい生き物
ミゾソバPersicaria thunbergii
ミゾソバは水路や小川、田のあぜなど湿った所に群れて自生し、葉は牛の額のような形です。花は根元が白く先が淡紅色で、7〜10月ごろに咲きます。ソバは畑で栽培される作物です。
間違えやすい理由同じタデ科で、ソバに似ていることから溝に生えるソバという名前がつきました。
すむ場所
- よく見られる場所
- 畑
- 山間地
- 分布
- 原産地は中国雲南省北部とする説が有力です。日本で作付面積がもっとも大きい町は北海道の幌加内町です。
- 好む環境
- 北海道では5〜7月にまき、8〜10月に収穫する年1作です。北海道以外では、夏にとる夏ソバと秋にとる秋ソバの作り方があります。
育て方
- 増やし方
- 種から育てます。
- 毒性
- ソバはアレルギー表示が義務づけられたで、アナフィラキシーを起こすことがあります。ゆで汁の湯気や粉を吸い込んでも発症することがあります。実や茎の成分で、日光に過敏になることもあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 国内で消費されるソバの約8割は輸入品で、主な輸入元は中国と米国です。
- 名前の由来には、山仕事をする「杣(そま)」から来たという説や、険しい地形を表す「岨(そわ)」から来たという説などがあります。
- 蜜源植物でもあり、黒っぽくて鉄分の多い蜂蜜がとれます。殻は枕の詰め物にも使われます。
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