ミヤマセセリは早春にだけ現れる茶色のセセリチョウで、明るい雑木林で見られます。前翅に木の皮のようなまだら模様があり、メスは前翅の中央に白い帯があるので雌雄の見分けは簡単です。
姿・形
- 姿
- 35〜42mmほどです。茶色の地に、前翅には紫がかった灰色の樹皮のような模様、後翅には黄橙色の小さな斑点がいくつかあります。オスは前翅の前縁にがあります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 雑木林
- 里山
- 落葉広葉樹林
- 分布
- 北海道・本州・四国・九州・対馬に広く分布します。国外では朝鮮半島、中国、台湾、ロシア極東にいます。
- 好む環境
- 平地から山地の落葉広葉樹林、特に手入れされて明るい里山の雑木林を好みます。
- 見られる時期
日本の場合
活動 3〜6月
暮らし
- 活動
- 年1回、早春に発生します。暖かい地域では3月下旬から、寒い地域では5〜6月に現れます。タンポポやスミレなどの花で蜜を吸い、湿った地面で吸水もします。
- 冬越し
- 幼虫で冬を越します。
繁殖と一生
- 幼虫
- 4月ごろ、メスはコナラ属の若い芽や葉の裏に卵を産みます。幼虫は葉を折り返して巣を作ります。
- 幼虫の食草
- コナラ、クヌギ、ミズナラ、アベマキ、カシワなどのブナ科コナラ属の木です。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 現状
- 低地では手入れされなくなった雑木林が暗くなり、数を減らしています。東京都のように、絶滅とされた地域もあります。
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