ワタヘリクロノメイガは、幼虫がキュウリやメロン、ゴーヤなどウリ類の葉を食べる小さなガです。半透明の白い翅のふちが黒褐色に縁取られています。ウリノメイガとも呼ばれます。

姿・形

姿
は2.5~3cmほどです。翅は白く半透明でつやがあり、前翅のまわりと後翅の一部が黒褐色です。

間違えやすい生き物

ツゲノメイガCydalima perspectalis

ツゲノメイガは開張4〜4.5cmほどと大きく、幼虫はツゲの葉を食べます。ワタヘリクロノメイガは3cm前後と小さく、ウリ類のまわりで見られます。

間違えやすい理由どちらも白い翅に褐色のふちどりがあるメイガです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • ビニールハウス
  • 家庭菜園
分布
南アジア原産で、アジアの熱帯・亜熱帯、オーストラリア、太平洋の島々などに広がっています。日本でも発生します。
好む環境
ウリ類を育てる畑やハウスのまわりで見られます。
見られる時期

日本の場合

活動 6〜10月

暮らし

食べ物
幼虫はウリ類の葉を食べるほか、ワタ、トロロアオイ、ムクゲにもつきます。
活動
夜に活動し、昼間は葉の裏に隠れています。
冬越し
10〜11月に石垣のすき間などに薄いまゆを作り、さなぎで冬を越します。

繁殖と一生

繁殖期
島根県では、越冬した成虫が6月ごろに現れ、第1世代の成虫は7月下旬ごろから出ます。年に数回発生します。
幼虫
育ちきった幼虫は体長2.4cmほどで、淡い緑色の背中に白い縦線が2本あります。はじめは葉の裏から表皮を残して食べ、大きくなると葉をつづり合わせてその中で食べます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
ウリ類の害虫で、近年は発生が多く問題になっています。発生が多いと次々に葉がしおれて生育に影響し、果実を食べることもあります。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ワタヘリクロノメイガ(Diaphania indica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo