ゴーヤは、いぼいぼの緑の実が苦いウリ科のつる植物で、沖縄料理のゴーヤーチャンプルーでおなじみです。夏に窓辺を覆う「緑のカーテン」としても人気があります。和名はツルレイシで、ニガウリとも呼ばれます。
姿・形
- 育つ姿
- で絡みつきながら4〜5mまで伸びる一年生のつる植物です。
- 葉
- 葉は手のひら状に深く切れ込みます。
- 花
- 黄色い花を咲かせ、1株に雄花と雌花が別々に咲きます。
- 実
- 果実は紡錘形で表面に小さないぼがあります。熟すと黄色くなってやわらかくなり、裂けて甘い赤い膜に包まれた種子が現れます。
すむ場所
- よく見られる場所
- 畑
- 家庭菜園
- 窓辺・ベランダ
- 分布
- もともとはアジア・アフリカの熱帯から南太平洋に分布します。日本で見かけるのは、主に畑や庭で栽培されているものです。
- 好む環境
- 暑さと強い日ざしを好み、寒さに弱いです。日本では一年草として育てます。
- 時期
日本の場合
実 7〜9月
育て方
- 育て方
- 春に種をまき、夏から初秋にかけて、花が咲いてから15〜20日ほどの若い実を収穫します。緑のカーテンにするときは5月上旬ごろに苗を植え、親づるの先を摘んで子づるをネットに広げます。連作を嫌います。
- 毒性
- 完熟した果実や成熟した種子には毒性があるとされます。妊娠中・授乳中は避けるよう注意されています。種子はG6PD欠損症の人にそら豆中毒に似た症状を起こすことがあり、糖尿病の薬との飲み合わせにも注意が必要です。
名前と分類
- 名前について
- 九州の一部の品種は「ニガゴリ」「ニガゴイ」と呼ばれます。日本の資料では、栽培されるゴーヤを変種(var. pavel)として扱うこともあります。
- 品種といろいろな姿
- 一般的な長い品種のほか、短く太くて苦みの少ない沖縄の品種、白い品種、表面がなめらかな品種などがあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 「ツルレイシ」は、いぼのある実と熟した種子の赤い膜が果物のレイシ(ライチ)に似ていることから、「つるになるレイシ」という意味で付けられました。
- 沖縄県だけで全国の生産量の3割以上を占めます。
- 2001年に放送されたNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」などをきっかけに、沖縄の呼び名「ゴーヤー」が全国に広まりました。
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