オオケチョウバエは、浴室の排水口のまわりの壁にハート形に翅を広げてとまっている小さなハエの仲間です。一般にはオオチョウバエの名でよく知られています。毛深い翅の先に白い斑紋が並ぶのが目印です。

姿・形

姿
体長は2〜5mmほどで、全体が灰黒色の毛に覆われています。翅の先近くに白い毛でできた斑紋があります。

間違えやすい生き物

ホシチョウバエPsychoda alternata

ホシチョウバエは体長1.5〜2mmと小さく、翅の先に黒い毛でできた小さな斑点が6〜7個あります。オオケチョウバエはより大きく、翅の先近くに白い毛でできた斑紋が8個あります。

間違えやすい理由どちらも毛深い翅を持ち、同じように台所や風呂場の排水設備から発生します。

すむ場所

よく見られる場所
  • 浴室
  • 台所の排水口
  • 浄化槽
  • 汚水槽
分布
世界の熱帯から温帯に広く分布し、日本でも家庭やビルでよく見られます。
好む環境
幼虫は水の中で育ち、腐ったものが混じった汚水や排水設備にわきます。家庭では風呂場や台所の排水マスからも発生します。
見られる時期

日本の場合

活動 6〜10月

暮らし

食べ物
幼虫は汚水の(浮きかす)などを食べて育ちます。
活動
成虫はほとんど壁にとまってじっとしていて、飛ぶ力は弱いです。

繁殖と一生

繁殖期
成虫は初夏から秋に出ますが、暖房のある建物では一年中見られます。
増え方
幼虫から成虫まで2〜3週間です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • ビルの汚水槽でわいた成虫がすき間や排水管を通って建物の中に大量に入り込むことがあり、自治体は汚水槽の清掃で発生を防ぐよう呼びかけています。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

オオケチョウバエ(Clogmia albipunctata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo