コンロンソウは、北海道から九州の山地の沢沿いや湿った林の中に生える多年草で、4〜7月に白い4弁花をたくさん咲かせます。小葉は5〜7枚で先がとがり、羽のように並びます。

姿・形

育つ姿
茎の高さは25〜70cmです。
葉
で、小葉は5〜7枚、先がとがり、ふちに不ぞろいなぎざぎざがあります。葉の両面に毛があり、葉柄の付け根は茎を抱きません。
花
茎の先に白い4弁花を総状につけます。
花の時期
4〜7月
実
長さ1.6〜3cmの細長い果実()ができ、熟すとはじけて種子を飛ばします。

間違えやすい生き物

ヒロハコンロンソウCardamine appendiculata

ヒロハコンロンソウは葉柄の付け根が耳のように張り出して茎を抱き、小葉は卵形で幅が広く、毛は葉の表側だけにあります。コンロンソウは葉柄の付け根が茎を抱かず、小葉は細長く先がとがり、葉の両面に毛があります。

間違えやすい理由どちらも沢沿いに生え、羽状の葉に白い花を咲かせます。

ジャニンジンCardamine impatiens

ジャニンジンは花がとても小さく、花弁がないことも多いです。葉柄の付け根にとがった耳状の突起があり、小葉の数も多いです。

間違えやすい理由同じ属で、羽状の葉に白い花をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 谷川沿い
  • 山地の湿った場所
分布
南千島、北海道、本州、四国、九州に分布します。国外では朝鮮半島、中国大陸、モンゴル、サハリンなどにも分布します。
花の時期

4〜7月に咲きます

花 4〜7月

名前と分類

品種といろいろな姿
茎や葉、花序に毛がないものをハダカコンロンソウ(var. glaberrima)として分ける見方があります。区別せず、コンロンソウと同じものとして扱う見方もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
環境省レッドリストには選ばれていませんが、いくつかの都県では絶滅危惧種に選ばれています。

文化と話題

文化と話題
  • 種小名のleucanthaは「白い花の」という意味です。和名の由来には、白い花を崑崙山脈の雪に見立てたという説のほか、熟した実の色を伝説の島「崑崙」の人々の肌の色に見立てたとする説もあり、牧野富太郎は由来不明としました。

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コンロンソウ(Cardamine leucantha)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo