アロニア・メラノカルパ(Aronia melanocarpa)は北アメリカ東部原産ので、黒い実をつけるアロニアのなかまです。実は生でも食べられますが渋みが強いので、ジャムやジュース、果実酒にして利用します。日本では北海道や岩手県などで小規模に栽培されています。

姿・形

育つ姿
高さ1~2mほどの落葉低木で、根元から新しい茎がよく伸びて株が広がります。
葉
葉は濃い緑色でつやがあり、秋には赤く色づきます。
花
春にナシの花に似た白~淡いピンクの小さな花が、まとまって咲きます。
実
実は直径5mm~1cmほどで、秋に黒く熟します。

間違えやすい生き物

カマツカPourthiaea villosa

カマツカの実は秋に赤く熟しますが、アロニア・メラノカルパの実は黒く熟します。

間違えやすい理由白い花がまとまって咲く姿がよく似ていて、アロニアは「セイヨウカマツカ」とも呼ばれます。

果樹用のアロニア(Aronia mitschurinii)Aronia mitschurinii

果樹用の品種は茎が太く、根元からの芽が少なめで、葉の幅が広く実も大きめです。ただし写真1枚では見分けるのは難しいです。

間違えやすい理由「ネロ」「バイキング」などの品種が、長くこの種の名前で売られてきました。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑・果樹園
分布
カナダ東部からアメリカ中部・東部にかけて自生します。日本には自生せず、果樹として小規模に栽培されています。
好む環境
寒さにかなり強い植物です。

名前と分類

名前について
アロニア属には、赤い実のアロニア・アルブティフォリア(Aronia arbutifolia)と、両者の雑種とされる紫色の実のアロニア・プルニフォリア(Aronia × prunifolia)もあります。属全体はアロニアやセイヨウカマツカとも呼ばれます。果樹として広く育てられている「ネロ」「バイキング」などの品種は、遺伝子の研究でこの種とセイヨウナナカマドをかけ合わせた雑種(Aronia mitschurinii)とわかり、別に扱われます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 北アメリカの先住民は、保存食ペミカンの材料に実を使っていました。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

Black Chokeberry(Aronia melanocarpa)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo