コイチャコガネは体長1cmほどの茶色い小さなコガネムシで、灯りによく集まるためプールに落ちて見つかることもあります。成虫は広葉樹の葉を食べ、幼虫は芝の根を食べる芝生の害虫として知られます。

姿・形

姿
体長8.5〜10.5mmです。濃い褐色の体に黄褐色のうろこ状の毛が密に生え、全体に茶色く見えます。前胸と前ばねに白い斑点があります。

間違えやすい生き物

シナコイチャコガネAdoretus sinicus

写真では見分けにくく、すむ場所が大きな手がかりです。シナコイチャコガネは宮古諸島より南の島に分布し、コイチャコガネは九州より北にふつうに見られます。

間違えやすい理由同じ属で、大きさや茶色い体つきが似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 雑木林
  • 芝生
分布
九州から北の日本各地にふつうに見られ、朝鮮半島・中国・台湾にも分布します。
見られる時期

日本の場合

活動 5〜6月、8〜10月

暮らし

食べ物
コナラ、クヌギ、クリ、ケヤキ、サクラなどの広葉樹の葉を食べます。
活動
昼は木の葉の上で食事や交尾をし、夕方から夜に芝地へ飛んできて地中に潜り、翌朝また出てきます。灯りに集まる性質があります。
冬越し
年1回発生します。越冬した成虫が5〜6月に現れ、新しい成虫は8月上旬〜10月上旬に現れます。

繁殖と一生

幼虫
幼虫はC字形に曲がった体で、土の中で植物の根や腐植を食べます。成熟すると約20mmになります。

名前と分類

名前について
以前は「チャイロコガネ」という和名が使われていましたが、現在その名は別の亜科のコガネムシ(Sericania属)に使われています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
脅威
1977年ごろから静岡県や岐阜県のゴルフ場で芝が枯れる被害が報告されるようになりました。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

コイチャコガネ(Adoretus tenuimaculatus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo