インドハッカは南アジア原産のムクドリの仲間で、人に運ばれた世界各地で増え、ワースト100に選ばれています。褐色の体に黒い頭、目の周りの黄色い裸出部と黄色いくちばし・脚が目印です。日本では逃げ出した飼い鳥が関東で繁殖したことがありますが、1990年代以降は繁殖が確認されていません。

姿・形

姿
全長約23cmです。雌雄はほぼ同じ色で、翼の白斑が飛ぶとよく目立ちます。
声
鳴き声は大きくにぎやかです。

間違えやすい生き物

ハッカチョウAcridotheres cristatellus

ハッカチョウは全身が黒く、額に突き出た冠羽があり、くちばしは橙色です。インドハッカは体が褐色で、目の後ろに黄色い裸出部があります。

間違えやすい理由どちらも日本で野外に出た飼い鳥由来の同属の鳥で、飛ぶと翼の白斑が目立ちます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 住宅地・都市
  • 耕作地
  • 草地
  • 開けた林
分布
原産地は南アジアと東南アジア、中国南部です。日本では1961〜1981年ごろ首都圏の野外で見られ、埼玉・千葉・神奈川で繁殖記録があります。石垣島・与那国島・久米島などでも観察されていますが、1990年代以降は繁殖が確認されていません。
いる時期
移動しないです。

暮らし

食べ物
雑食性で、バッタなどの昆虫、クモ、種子、果実、人の捨てた食べ物まで食べます。
群れの暮らし
ふつうはつがいで行動し、夜はほかの鳥と混じって集団でねぐらに入ります。

繁殖と一生

巣
樹洞や壁の穴、巣箱に巣を作ります。気が荒く、在来の鳥を巣穴から追い出すことがあります。
卵の数
淡い青緑色の卵を主に4〜5個(多くて6個)
抱卵
13〜18日
巣立ち
22〜24日

名前と分類

名前について
亜種は2つで、広く分布する基亜種(A. t. tristis)と、体色が暗く目の周りの黄色い部分が広いスリランカの亜種(A. t. melanosternus)です。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

文化と話題

文化と話題
  • 属名はギリシャ語で「バッタを狩るもの」、種小名はラテン語で「暗い色の」という意味です。
  • インドの古典や仏典に出てくる鳥「シャーリカー」は、この鳥を指すという説があります。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

インドハッカ(Acridotheres tristis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo