トウシラベは朝鮮半島、中国東北部、ロシア極東の冷涼な山地に育つモミの仲間です。日本には自生せず、保存用に育てられています。

姿・形

姿
紫色を帯びた球果が枝の上に立ちます。
育つ姿
一年中緑の葉を付ける高木です。若い木の樹皮は灰白色で比較的滑らかです。
葉
平たい針葉は枝の左右に並び、裏には淡い色の筋が二本あります。葉先は少しくぼむことが多いです。

間違えやすい生き物

モミAbies firma

モミ(Abies firma)の若い葉の先には小さな二つの尖りがあります。トウシラベの葉先は丸いか少しくぼみます。若い枝の葉先を近くで比べます。

間違えやすい理由どちらも枝に平たい針葉を並べるモミ属の木です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 朝鮮半島などの山地林
分布
朝鮮半島、中国東北部、ロシア極東に分布します。日本では自生しませんが、保存用に育てられています。
好む環境
涼しい夏と寒い冬のある山地の森に育ちます。

繁殖と一生

増え方
熟した球果はばらばらになり、翼のある種子を散らします。

名前と分類

名前について
以前は Abies sibirica var. nephrolepis とも呼ばれていました。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
トウシラベ(Abies nephrolepis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo