イヌザンショウは、山地や林縁に生えるトゲのある落葉低木です。サンショウに似ていますが香りが弱く香辛料にならないため、「役に立たない」という意味の「イヌ」を付けて呼ばれます。トゲが互い違いに付くことや、夏に花弁のある花を咲かせることでサンショウと見分けられます。
姿・形
- 育つ姿
- 高さ1〜3mほどの落葉低木で、です。成木の樹皮には縦の裂け目が入ります。
- 葉
- が互生します。小葉は長さ2〜4cmで、透かすと油の点(腺点)が見えます。
- 花
- 枝先に淡い緑色の小さな花が多数集まって咲きます。花弁と萼片は5枚ずつです。
- 花の時期
- 7〜8月で、サンショウより遅く咲きます。
- 実
- 10月ごろに熟し、裂けて光沢のある黒い種子をのぞかせます。
間違えやすい生き物
サンショウZanthoxylum piperitum
サンショウはトゲが対生し、花に花弁がありません。イヌザンショウはトゲが互生し、花弁が5枚あり、葉や実の香りが弱いです。
間違えやすい理由葉やトゲ、実の姿がよく似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山地
- 河原
- 林縁
- 分布
- 本州・四国・九州に分布し、朝鮮半島や中国にも見られます。
- 花の時期
7〜8月に咲きます
花 7〜8月 · 実 10月
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
ほかの生き物も見てみる
出会った生き物を記録して、集めていこう
写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。





