イトカメムシは、体長6~7mmで、体も触角も脚も糸のように細長いカメムシです。キリやゴマ、クズなどの葉の上で見られ、おもに植物の汁を吸いますが、ときにはアブラムシなどの小さな虫も捕らえて食べます。
姿・形
- 姿
- 体は全体に淡い黄色ですが、生きているときはふつう緑色を帯びています。は透明でとても薄く、先が腹の端まで届きません。
間違えやすい生き物
ヒメイトカメムシMetacanthus pulchellus
ヒメイトカメムシは体長約4mmと小さく、触角や脚にはっきりした輪の模様があるので見分けられます。
間違えやすい理由同じイトカメムシ科で、どちらも糸のように細長い体と脚をしており、同じ草木の葉の上でいっしょに見られることがあります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 畑
- 分布
- 本州・四国・九州・対馬に分布します。国外では朝鮮半島から知られています。
- 好む環境
- キリ、ゴマ、クサイチゴ、クズなどの葉の上で見られ、畑のダイズにつくこともあります。
暮らし
- 食べ物
- おもに葉や茎から汁を吸うですが、アブラムシなどを捕まえて食べることもあります。ダイズのさやにつくこともありますが、被害は問題にならない程度とされます。
名前と分類
- 名前について
- イトカメムシ属(Yemma)は一時 Metacanthus 属の亜属とされたため、古い資料では Metacanthus 側の名前で出てくることがあります。日本のイトカメムシ属は本種だけです。
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