オナモミは道端や河原に生えるキク科の一年草で、服や動物の毛にくっつくとげだらけの実から「ひっつき虫」の代表として知られています。日本には、古くからある実の小さな在来のオナモミのほか、北アメリカ原産の外来のオオオナモミなどがあります。在来のオナモミは各地で減っていて環境省レッドリストのに選ばれ、いま身近で見かけるものの多くは実の大きいオオオナモミです。
姿・形
- 育つ姿
- 在来のオナモミは高さ20cm〜1mほどの一年草です。
- 葉
- 葉は長さ6〜15cmで、3つに裂けることが多いです。
- 花の時期
- 8〜10月
- 実
- 実に見えるのは、種を包んだです。先がかぎ状に曲がったとげが多くついています。実の長さは在来のオナモミで0.9〜1.8cm、外来のオオオナモミでは2〜2.5cmと大きく、とげも密につきます。
すむ場所
- よく見られる場所
- 道端
- 荒れ地
- 畑
- 河原
- 分布
- 在来のオナモミ( sibiricum)はアジア大陸原産で、古い時代に日本へ渡ってきたと考えられています。オオオナモミは北アメリカ原産の外来種です。
- 好む環境
- 人の手が入った明るい場所に生えます。
- 花の時期
8〜10月に咲きます
花 8〜10月
繁殖と一生
- 種の広がり方
- かぎ状のとげが動物の毛や服に引っかかって運ばれます。
注意すること
- 注意すること
- 実や若芽には毒があります。家畜が食べて中毒になることがあり、人が食べても吐き気や腹痛などが出て、重い中毒になった例があります。
名前と分類
- 名前について
- オナモミの仲間は分類が複雑です。この種を広くとらえる考え方では、日本では別の種とされることの多いオオオナモミ(X. s. canadense)やマルバオナモミ(X. s. strumarium)も、この種の亜種として扱われます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 現状
- 在来のオナモミ(X. s. sibiricum)は環境省レッドリストで絶滅危惧II類です。
文化と話題
- 文化と話題
- 名前は、同じキク科の「メナモミ」に対する「雄ナモミ」から来たとされます。
- 実は漢方で「蒼耳子」として使われてきました。
ほかの生き物も見てみる
出会った生き物を記録して、集めていこう
写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。





