Xanthium orientale は北アメリカ原産のキク科の一年草で、かぎ状のトゲが密生した実が動物の毛や衣服にくっついて広がる「ひっつき虫」の仲間です。世界各地に雑草として広がっています。日本では、この種の変種とされるイガオナモミなどが定着しています。
姿・形
- 育つ姿
- 高さ2mほどになる一年草で、茎はざらつき、緑色か紫色を帯びます。
- 葉
- 葉は幅の広い三角形から卵形で、3〜5裂し、縁に粗いぎざぎざがあります。
- 実
- 果実は長さ1.5〜2.5cmの楕円形で、かぎ状のトゲが密生し、先端に内側へ曲がった2本の太いくちばしがあります。
間違えやすい生き物
オナモミXanthium strumarium
どちらもよく似ていて、種の分け方も文献で異なるため、写真だけで見分けるのは難しいことがあります。
間違えやすい理由どちらもくっつく実をつけるオナモミの仲間です。
すむ場所
- よく見られる場所
- 道ばた
- 空き地
- 海岸
- 分布
- 北アメリカ原産で、ヨーロッパ、東アジア、オーストラリアなどに帰化しています。
繁殖と一生
- 種の広がり方
- かぎ状のトゲで動物の毛や衣服にくっついて運ばれます。
注意すること
- 注意すること
- オナモミの仲間は種子と芽生えたばかりの苗に強い毒性成分を含み、家畜(特にブタ)が食べて死ぬことがあります。
名前と分類
- 名前について
- オナモミの仲間はよく似ていて交雑もするため、種の分け方が文献によって異なります。日本でオオオナモミと呼ばれる植物は、X. occidentale として扱われることもあれば、本種の亜種 X. orientale subsp. orientale として扱われることもあります。オオオナモミは外来生物法の要注意外来生物に挙げられたほか、「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれています。
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