ヒレハリソウは、コンフリーの名で知られるヨーロッパ原産の多年草です。昭和40年代に健康食品として大ブームになりましたが、肝臓を傷める成分を含むことがわかり、2004年に食品としての販売が禁止されました。畑のまわりや道ばたで野生化したものも見られます。

姿・形

育つ姿
草丈50~90cmの多年草で、全体に白く短い粗い毛があります。
葉
下の葉には長い柄があり、上の葉は茎に流れて茎にひれのような翼をつくります。
花
枝先に淡い青色から淡い紅色の釣り鐘形の花を垂れ下げて咲かせます。
花の時期
6~8月
実
花のあとに、小さく硬い実が4つずつできます。

間違えやすい生き物

ジギタリスDigitalis purpurea

ジギタリスの花は内側に斑点があり、茎の先に総状に並びます。花のない時期は葉だけでは見分けにくいです。

間違えやすい理由葉がコンフリーに似ているため誤って食べられ、死亡事故も起きています。

エゾノギシギシRumex obtusifolius

エゾノギシギシの葉は表面に毛がなく、縁が少し波打ちます。コンフリーの葉は粗い毛でざらつき、上の葉が茎に流れて翼をつくります。花の時期には、緑色から赤く色づく小さな花が穂のように集まるので簡単に見分けられます。

間違えやすい理由どちらも大きく長い葉を地面近くに広げるので、花のない時期は似て見えます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑の周辺
  • 道ばた
  • 空き地
分布
ヨーロッパ原産ので、北海道から九州まで見られます。明治時代に観賞用として持ち込まれ、のちに家畜の飼料や食用として植えられたものが野生化しました。
花の時期

6〜8月に咲きます

花 6〜8月

注意すること

注意すること
を含み、海外では肝臓の細い静脈が詰まる病気などの肝障害が多く報告されています。根に最も多く含まれ、加熱で毒性が減るというデータはありません。厚生労働省は2004年6月、コンフリーとこれを含む食品の販売を禁止しました。

名前と分類

名前について
日本で見られるものには、オオハリソウ(Symphytum asperum)との雑種ロシアコンフリー(Symphytum × uplandicum)が多いとされます。雑種は茎の翼が狭いのが特徴です。夏に垂れて咲く淡紅色の花から「玻璃草」とも呼ばれます。

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ヒレハリソウ(Symphytum officinale)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo