シロボヤは、内湾の岸壁や養殖いかだ、船底などにびっしり付くホヤの一種です。体が白っぽいことが名前の由来で、厚く革のような表面にこぶ状の凹凸があります。漁業の現場では、養殖施設や漁網を汚す厄介者とされています。
姿・形
- 姿
- やや細長い楕円形で、体長はふつう5〜7cmです。色は黄白色から薄茶色で、表面に泥などが付いていることが多いです。上端に、背側のやや下にがあり、水管の内側に赤や紫の筋があります。
間違えやすい生き物
エボヤStyela clava
エボヤはこん棒のような形で、ふつう柄があります(若い個体は柄がないこともあります)。シロボヤは楕円形で柄がなく、こぶがより多いです。
間違えやすい理由同じ属で、どちらも革のような表面に凹凸があり、港の構造物に付きます。
すむ場所
- よく見られる場所
- 岸壁
- 養殖いかだ
- 岩の上
- 分布
- 青森県の陸奥湾から九州まで、本州以南の内湾に普通に見られます。世界の暖かい海にも広がっていて、船に付いて運ばれたと考えられています。
- 好む環境
- 汚れた内湾にもごく普通に見られます。転石の下面にはあまり付きません。
暮らし
- 食べ物
- 水を吸い込み、その中の小さな餌をこし取って食べます。
- 活動
- 体の後端で物に付いて暮らします。おどかされると体の中の水を吹き出します。
繁殖と一生
- 増え方
- 厳しい寒さの時期を除いて一年中成熟します。卵から出たは、およそ2昼夜で物に付いて育ち始めます。
- 寿命
- 成熟してから3〜4か月ほど生きます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
ほかの生き物も見てみる
出会った生き物を記録して、集めていこう
写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。





