ジンベエザメは現在生きている魚の中で最も大きく、プランクトンや小魚をこし取って食べるおとなしいサメです。和名は背中の模様が着物の甚平に似ていることに由来するといわれます。日本近海にも姿を見せます。
姿・形
- 姿
- 頭は平たく目は小さく、口は頭の先端にあります。背は灰青色で、淡い黄色の斑点が碁盤の目のように並び、この模様は個体ごとに違います。とても小さな歯がたくさん並んでいますが、えさを食べるのには使いません。
間違えやすい生き物
ウバザメCetorhinus maximus
ジンベエザメは背中に淡い斑点が碁盤の目のように並び、口が平たい頭の先端にあります。ウバザメには斑点がなく、鼻先がとがり、えらの切れ目が頭をほぼ一周するほど長いです。
間違えやすい理由どちらも非常に大きく、プランクトンをこし取って食べるサメです。
すむ場所
- よく見られる場所
- 熱帯・亜熱帯の海
- 沿岸のえさ場
- 海面近く
- 分布
- 世界の熱帯から温帯の暖かい海に分布し、日本近海にも現れます。
- 好む環境
- 多くの時間を海面近くで過ごします。
暮らし
- 食べ物
- プランクトンをこし取って食べ、小魚や海藻、サンゴの卵なども口にします。
- 群れの暮らし
- 人にとって危険性の低い、おとなしいサメです。
繁殖と一生
- 増え方
- 母親の体内で卵がかえり、子どもを産むです。1995年に台湾でとれたメスからは、生まれる直前の子どもが307匹見つかりました。
- 成熟まで
- 30歳前後で成熟すると考えられています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- EN絶滅危惧野生での絶滅の危険がとても高いです
- 現状
- とる漁業や、船のスクリュー、観光による妨げ、汚染がおもな脅威です。フカヒレの需要も乱獲の一因とされます。2003年から国際取引が規制されています。
文化と話題
- 文化と話題
- ジンベエザメは魚の群れを連れて現れることから、日本の一部の漁師のあいだでは古くから大漁のしるしとされてきました。
- 沖縄美ら海水族館は前身の施設を含め1980年から、大阪の海遊館は1990年から飼育していて、海遊館では6mほどに育った個体を海へ帰しています。
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