チョウセンコデマリは、朝鮮半島と中国に自生するシモツケの仲間の落葉低木で、日本には自生していません。初夏に小さな白い花が丸い房になって咲き、実に褐色の毛が密に生えるのが特徴です。
姿・形
- 育つ姿
- 高さ1〜1.5mほどの落葉低木で、枝には稜があり、毛はありません。
- 葉
- 葉は互生し、長さ1.5〜5cmほどの楕円形で、裏は白っぽく、はないか先端近くに少しあるだけです。
- 花
- 直径7〜9mmの白い花が、直径5cmほどの丸い房になって前年枝から出た短い枝の先に咲きます。
- 花の時期
- 朝鮮半島では5月下旬〜6月中旬
- 実
- 実は褐色の毛に密におおわれ、朝鮮半島では8月下旬に熟します。
間違えやすい生き物
コデマリSpiraea cantoniensis
コデマリは葉の上半分に不ぞろいな鋸歯があります。チョウセンコデマリは鋸歯がほとんどなく、実に褐色の毛が密に生えます。
間違えやすい理由どちらも白い小花が丸い房になって咲きます。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山腹
- 渓谷
- 日当たりのよい石灰岩地
- 分布
- 朝鮮半島の背骨にあたる白頭大幹(ペクトゥデガン)の山地沿いと、中国北部に分布します。日本には自生していません。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 1917年にプラントハンターのウィルソンが金剛山から欧米の庭園に導入し、最も優れたシモツケ類の一つと評価しました。
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