ハシビロガモは、へらのように幅広いくちばしで水中の小さな餌をこし取るカモです。の雄は緑色の頭、白い胸、赤褐色の脇が目立ち、褐色の雌とは印象が大きく違います。

姿・形

姿
雄は全長約51cm、雌は約43cmです。雌雄とも先が大きく広がったくちばしを持ち、雄は緑色の頭と白い胸、赤褐色の脇が目立ちます。
季節による姿
雄は繁殖期を過ぎるとし、雌に近い褐色の羽になります。

間違えやすい生き物

シマアジSpatula querquedula

シマアジ(Spatula querquedula)はより小さく、くちばしがハシビロガモのような大きなへら形ではありません。雄には目の上を通る太い白線があります。

間違えやすい理由どちらも小型のカモで、褐色の雌は遠目に似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 浅い湖沼
  • 河川・河口
  • 湿地
分布
日本では主にとして全国の湖沼や河川に渡来し、北海道では少数が繁殖します。
いる時期
主に冬鳥です。
好む環境
水中の小さな生き物や植物のかけらをこし取りやすい、浅く穏やかな水面をよく利用します。
記録される時期

毎年10月〜4月に記録されています

日本での観察843件・10年分 · 参考

暮らし

食べ物
くちばしの縁にある細かな板状の構造で、や水中で暮らす小さな動物、種子や水草をこし取って食べます。
活動
水面をぐるぐる回りながら、幅広いくちばしで餌をこし取ることがあります。

繁殖と一生

繁殖期
日本では主に冬鳥ですが、北海道の一部では繁殖します。

名前と分類

名前について
以前は Anas clypeata と呼ばれていました。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
ハシビロガモ(Spatula clypeata)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo