トマトは南米アンデスの高原地帯原産のナス科の植物で、日本には17世紀にオランダ人が長崎へ伝えたとされます。はじめは「唐柿」などと呼ばれる観賞用で、野菜として広まったのは明治以降です。
姿・形
- 育つ姿
- 本来は多年生ですが、霜に弱いため一年草として育てます。
- 葉
- 葉は小さな葉が羽のように並ぶです。
- 花
- 黄色い花を咲かせます。自家受粉できますが、ハウスでは風や振動、マルハナバチで受粉を助けないと実つきがよくありません。
- 実
- 果実はです。リコピンがたまって赤くなります。
間違えやすい生き物
ジャガイモSolanum tuberosum
ジャガイモの花は白・ピンク・紫などで、トマトの花は黄色です。ジャガイモも緑のミニトマトのような小さな実をつけることがありますが、食べられず有毒成分を含みます。
間違えやすい理由同じナス属で、葉や花の形が似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 畑
- 家庭菜園
- ハウス
- 分布
- 原産地は南米アンデス山脈の高原地帯です。日本では各地で栽培され、2023年の収穫量は熊本県、北海道、愛知県の順に多いです。
- 好む環境
- 霜に弱く、暖かく日当たりのよい環境を好みます。
注意すること
- 注意すること
- 花・葉・茎・未熟な果実にはが含まれます。実が熟すにつれて大きく減り、完熟果実ではごく微量です。
名前と分類
- 名前について
- 以前は Lycopersicon esculentum という別の属の名前で呼ばれていましたが、現在はナスやジャガイモと同じナス属に入れられています。
- 品種といろいろな姿
- 桃色系大玉の代表品種「桃太郎」があります。小さなミニトマトもよく育てられ、「プチトマト」はもとはタキイ種苗の商品名です。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 狩野探幽の『草花写生図巻』(1668年)に観賞用のトマトが描かれ、貝原益軒の『大和本草』(1709年)にも記述があります。
- 1868年に欧米から9品種が入り「赤茄子」と呼ばれましたが、青臭さのため普及は遅れ、野菜として広まったのは1887年ごろからとされます。
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