ツクツクボウシは、名前そのものが鳴き声のになっているセミです。夏の終わり、8月下旬から9月上旬にかけて特に声が目立ちます。日本の広い範囲に分布します。

姿・形

姿
体長は30mm前後で、オスのほうが大きめです。頭と前胸は緑色で、背の中央に緑色の「W」字形の模様があります。メスは産卵管が長く、抜け殻は小さく淡い褐色です。
声
オスは午後遅くから日没後にかけてよく鳴きます。鳴いている最中に別のオスが「ジー!」と声を重ねることがあり、鳴き声の妨害だとする説があります。大陸のものは日本のものと鳴き方が少し違います。

間違えやすい生き物

ヒグラシTanna japonensis

ツクツクボウシは頭の横幅が広く、オスのが大きく縦長の三角形です。

ヒメハルゼミEuterpnosia chibensis

ツクツクボウシは頭の横幅が広く、オスの腹弁が大きいことで見分けられます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 平地の林
  • 山地の森林
  • 市街地
分布
北海道からトカラ列島までの日本と、朝鮮半島・中国・台湾に分布します。もともと北日本では局地的でしたが、北海道や岩手県・宮城県では増えてきています。
好む環境
平地から山地の森林にすみ、地域によっては市街地でも見られます。とまる木の種類に特に好みはありません。
見られる時期

日本の場合

活動 7〜9月

暮らし

活動
7月から現れ、8月下旬から9月上旬に最もよく鳴き、9月下旬には少なくなります。八丈島・岡山・長崎などでは7月上旬から鳴き始めることもあります。

繁殖と一生

寿命
卵から成虫になって一生を終えるまで、ふつう2年ほど、長いと5年ほどかかります。

名前と分類

名前について
長く Meimuna opalifera の学名で知られてきましたが、2025年に新しく設けられた属 Sinfonia に移されました。ツクツクホーシ、オーシンツクとも呼ばれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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ツクツクボウシ(Sinfonia opalifera)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo