アユは春に川を上り、夏には石についた藻を食べる魚です。秋に産卵すると、多くの親魚は一生を終えます。

姿・形

姿
背は青みを帯びた暗い色で、腹は銀白色です。を持つ個体には胸びれの後ろに黄色い斑点が見られます。

間違えやすい生き物

ワカサギHypomesus nipponensis

ワカサギはが体の途中で終わります。育ったアユでは胸びれの後ろの黄色い斑点も手がかりですが、若い個体は写真だけでは難しいことがあります。

間違えやすい理由どちらも細長い銀色の魚で、琵琶湖周辺にもいます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 川の中流
  • 河口近くの浅瀬
  • 沿岸の海
分布
日本では北海道西部から本州・四国・九州に分布します。琵琶湖には湖で育つ個体群もいます。
移動
海で冬を過ごした稚魚は、瀬戸内海周辺ではおもに3~5月に川を上ります。
時期

日本の場合

繁殖 10〜12月

暮らし

食べ物
川では石についた藻を歯でこそげ取って食べます。
群れの暮らし
夏には餌のある石の周りになわばりをつくる個体がいます。

繁殖と一生

繁殖期
瀬戸内海周辺ではおもに10月下旬~12月に産卵します。
巣
川の中流と下流の境にある、砂利の浅瀬に卵を産みます。
寿命
産卵後、多くの親魚は死にます。

名前と分類

名前について
ふつうに見られるアユ(P. altivelis altivelis)と奄美大島などのリュウキュウアユ(P. altivelis ryukyuensis)を、別のとする分類があります。琵琶湖で育つアユは生活のしかたが違いますが、別の亜種とはされていません。

保全状況

IUCNレッドリスト
DDデータ不足判断できるだけの情報がまだ足りません
現状
リュウキュウアユは環境省のレッドリストで絶滅危惧IA類です。

文化と話題

文化と話題
  • アユは友釣りで親しまれています。なわばりに入った別のアユを追う習性を利用します。
  • 俳句では「鮎」が夏のです。
アユ(Plecoglossus altivelis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo