マメコガネは日本の各地にすむ小さなコガネムシですが、1916年にアメリカで見つかって以来、「Japanese beetle」として北米やヨーロッパで大きな害虫になっています。日本には天敵が多くいますが、天敵の少ない北アメリカでは急速に広がりました。

姿・形

姿
体長8〜15mmで、やや平たい楕円形のコガネムシです。頭と前胸は金属光沢のある緑色、は褐色です。腹の両わきと尾の先に白い毛の房があります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 草地
  • 畑
  • 果樹園
  • 芝生
分布
北海道・本州・四国・九州のほか、対馬・屋久島にも分布します。九州以北の本土にすむマメコガネ属はこの種だけです。国外では北米・ヨーロッパに侵入し、1970年にアゾレス諸島、2014年にイタリア、2017年にスイスで見つかり、その後スロベニアやフランスにも広がりました。
好む環境
幼虫が土の中で植物の根を食べて育つため、草地や畑のある場所に多く見られます。
見られる時期

日本の場合

活動 5〜8月

暮らし

食べ物
成虫はマメ科植物やブドウ、ヤナギなど多くの植物の葉や花を食べ、ダイズやアズキ、ブドウの害虫とされています。
活動
5月ごろから現れ、夏に多く見られます。多くのコガネムシと違って昼に活動し、1枚の葉に何匹も集まって食べます。驚くと後ろ脚を斜めに持ち上げます。体がつるつるしていて捕まえにくいです。

繁殖と一生

幼虫
幼虫は土の中で根を食べ、作物や芝を枯らすことがあります。ふつう1年で成虫になりますが、寒い地域では2年かかることもあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • アメリカには、植物検疫が始まる1912年より前に、日本から送られたアヤメの球根に幼虫がまぎれて入ったと考えられています。天敵の少ない北アメリカで急速に広がり、1941年には約5万平方キロメートルに達しました。

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マメコガネ(Popillia japonica)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo