ヤマモモソウは北アメリカ原産の多年草で、日本では庭で栽培され、野外への定着が記録されています。細い茎に咲く白い花は、咲き進むと淡紅色を帯びます。ガウラやハクチョウソウとも呼ばれます。

姿・形

育つ姿
株元から細長い茎が何本も立ち、ふつう高さ0.9〜1.5 mになります。
葉
葉は細長く、茎に交互につきます。葉や茎には細かな毛があり、葉の縁に浅いぎざぎざが見えることがあります。
花
4枚の花弁と8本の長い雄しべが片側に広がって見えます。桃色のつぼみが白く開き、咲き進むと淡紅色を帯びます。
花の時期
神戸の公園では6〜7月に花が咲きます。
実
花後には緑色の小さな果実ができ、熟すと灰褐色になります。果実は自然には裂けず、中に赤褐色の種子が入ります。

間違えやすい生き物

アカバナEpilobium pyrricholophum

アカバナは小さな桃色の花を茎の先につけます。ヤマモモソウは白から淡紅色の花が長い花茎にまばらにつき、長い雄しべが目立ちます。

間違えやすい理由どちらもアカバナ科で、4枚の花弁をもつ淡紅色の花をつけます。

セイヨウフウチョウソウCleome houtteana

セイヨウフウチョウソウは、1枚の葉が手のひら状に複数の小葉へ分かれ、葉柄の近くにとげがあります。ヤマモモソウの葉は分かれず細長く、花もよりまばらにつきます。

間違えやすい理由どちらも背が高く、白や桃色の花から長い雄しべが伸びます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 庭・花壇
  • ワイルドフラワーガーデン
分布
原産地はアメリカのテキサス州南東部からルイジアナ州南西部です。日本では栽培され、野外への定着も報告されています。
好む環境
日当たりと水はけのよい土を好みます。太いがあり、根づいた株は暑さや一時的な乾燥に耐えます。
花の時期

6〜7月に咲きます

花 6〜7月

育て方

増やし方
種まき、株分け、茎の挿し木で増やせます。

名前と分類

名前について
以前はGaura lindheimeriと呼ばれました。
品種といろいろな姿
白花から濃い桃色までの園芸品種があり、草丈の低い品種や斑入り葉の品種もあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 花を白い蝶に見立てたハクチョウソウという別名があります。
ヤマモモソウ(Oenothera lindheimeri)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo