ヤコウチュウ(夜光虫)は、波打ち際やボートの航跡などで刺激を受けると青白く光るプランクトンです。直径0.4〜1.5mmほどの単細胞生物で、日本の沿岸では春から夏にかけて大発生し、海を赤茶色に染めるになります。
姿・形
- 姿
- 透明な球形で、直径は0.4〜1.5mmほどです。原生生物としてはとても大きな部類です。
間違えやすい生き物
ウミホタルVargula hilgendorfii
ウミホタルは殻を持つ体長3mmほどの小さな甲殻類で、単細胞のヤコウチュウとは別の生き物です。肉眼では見分けにくいです。
間違えやすい理由どちらも夜の海で青く光ります。
すむ場所
- よく見られる場所
- 沿岸
- 湾
- 河口
- 分布
- 温帯から熱帯の沿岸に広く分布します。日本近海でもごく普通に見られます。
- 好む環境
- 水温が上がる春から夏に、沿岸で大発生します。宮城県の沿岸では春先から初夏に発生します。
- 見られる時期
日本の場合
活動 3〜8月
暮らし
- 食べ物
- 葉緑体を持たないで、ほかの原生生物や藻類を捕食します。
- 活動
- 波打ち際、水面への投石、ボートの引き波などの物理的な刺激で明るく光ります。
繁殖と一生
- 増え方
- 主に細胞が2つに分かれて増えます。
注意すること
- 注意すること
- 毒はつくりません。日本で見られる赤潮は通常小規模で、大きな被害になることは少ないとされます。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 学名の Noctiluca は、ラテン語の「夜」と「光る」に由来します。
- 「夜光虫」は夏の季語です。
ほかの生き物も見てみる
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