Melampyrum roseumは東アジアに分布するハマウツボ科の一年草で、日本でふつう見られるのは変種のママコナ(var. japonicum)です。紅紫色の筒形の花の下の唇に、ご飯粒のような白いふくらみが2つあります。自分で光合成をしながら、ほかの植物からも養分の一部を得るです。

姿・形

育つ姿
高さ30〜50cmほどの半寄生の一年草で、茎は四角張っています。
葉
葉は対生し、細長い卵形で、縁はなめらかです。
花
紅紫色の筒形の花で、先が上下の唇のように分かれます。下の唇に、ご飯粒のような白いふくらみが2つあります。花の下の緑色のには、とげのような歯があります。
花の時期
日本のママコナは6〜8月ごろ
実
卵形ので、中に黒い種子が数個入ります。

間違えやすい生き物

ミヤマママコナMelampyrum laxum nikkoense

ミヤマママコナは花の下の苞にとげがなく、下唇ののどに黄色い斑点が2つあります。ママコナは苞に針のような歯があり、下唇のふくらみは白色です。

間違えやすい理由どちらも山地に生え、紅紫色の唇形の花を咲かせるママコナの仲間です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地の林縁
  • 斜面の茂み
  • 草地
分布
中国の広い地域と朝鮮半島、日本、ロシア極東に分布します。日本では変種ママコナが北海道南西部から九州に見られます。
好む環境
ママコナは山地の林縁など、乾いた場所に生えます。
花の時期

6〜8月に咲きます

花 6〜8月

繁殖と一生

種の広がり方
種子にはアリが好む白い付属体がついていて、アリに運ばれます。

名前と分類

名前について
日本では、この種のうち日本でふつうに見られる変種をママコナ(var. japonicum)と呼びます。基準変種(var. roseum)にはツシマママコナという和名がありますが、種全体を指す和名は確認できませんでした。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
ママコナは複数の県のレッドリストで絶滅危惧Ⅰ類とされています。

文化と話題

文化と話題
  • ママコナ(飯子菜)という名前は、花びらの白いふくらみ、または若い種子がご飯粒に似ていることに由来するといわれます。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

Rosy Cow-wheat(Melampyrum roseum)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo