シイタケは日本で生産額がもっとも多い食用キノコです。名前は、シイなどの倒木に生えることに由来します。春と秋にクヌギやコナラなどの枯れ木に発生し、いま出回る生シイタケの大半は品です。

姿・形

姿
傘は直径4〜10cmで、表面は白っぽい色から茶褐色です。傘の裏にはひだがあります。

間違えやすい生き物

ツキヨタケOmphalotus japonicus

新鮮なツキヨタケは暗い所でひだが青白く光り、ひだと柄の境につばのような隆起があります。柄の根元を縦に裂くと暗紫色のしみが見えることが多いですが、ない場合もあります。

間違えやすい理由広葉樹の枯れ木に重なって生え、見た目が似ている毒キノコです。毒は加熱しても壊れず、汁に溶け出します。

すむ場所

よく見られる場所
  • 広葉樹林
  • 栽培地
分布
日本を含む東アジアから東南アジアの大陸部に分布します。
好む環境
クヌギ・シイ・コナラなどブナ科の広葉樹の倒木や枯れ木に、春と秋に発生します。まれにスギなどの針葉樹にも生えます。

繁殖と一生

増え方
自然ではひだから出るで広がります。栽培では性質のそろった種菌を使います。

育て方

育て方
木に種菌を打ち込むと、おがくずなどで作った培地を使う菌床栽培があります。生シイタケは9割ほどが菌床栽培、干しシイタケは9割ほどが原木栽培です。日本では江戸時代から栽培されてきました。2006年からは、原木栽培か菌床栽培かの表示が義務づけられています。
毒性
生や加熱が足りないシイタケを食べると、まれに「しいたけ皮膚炎」と呼ばれるかゆい発疹が出ることがあります。食べて1日ほどたってから現れ、3〜21日続くこともあります。

名前と分類

名前について
以前はLentinus edodesと呼ばれていました。ニュージーランドやオーストラリアなどのシイタケに近いキノコは、いまは別の種(Lentinula novae-zelandiae、Lentinula lateritia)として扱われることがあります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 干しシイタケは独特の香りがあり、精進料理のだしに欠かせない材料とされてきました。

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シイタケ(Lentinula edodes)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo