クズクビボソハムシは、クズの葉を食べる橙褐色のハムシです。本来は中国と台湾に分布し、日本では2016年に東京都港区で初めて見つかったです。ぱっと見はウリハムシに似ているので、見落とされているかもしれないと指摘されています。
姿・形
- 姿
- 体長は8mm前後です。頭・前胸・は橙色がかった赤褐色です。前脚は橙色ですが、中脚と後脚は黒く、腹側もほとんど黒いです。前胸の横がくびれていて、首が細く見えます。
間違えやすい生き物
ウリハムシAulacophora indica
クズクビボソハムシは中脚・後脚と腹側が黒く、前胸の横がくびれて首が細く見えます。クズの上にいるかどうかも手がかりになります。
間違えやすい理由橙色の体がよく似ていて、ぱっと見では見分けにくいです。
すむ場所
- よく見られる場所
- クズの茂み
- 河川敷
- 都市公園
- 分布
- 原産は中国と台湾です。日本では2016年に東京都で初めて記録され、その後、神奈川県・埼玉県・千葉県のほか、兵庫県や福岡市でも見つかっています。
- 好む環境
- 食草のクズは河川敷や畑のまわり、都市部にもふつうに生えているため、さらに分布が広がるおそれがあるとされています。
- 見られる時期
日本の場合
活動 8〜11月
暮らし
- 食べ物
- 成虫も幼虫もクズの葉を食べます。マメ科を食べるのは、この仲間ではとても珍しいことです。
- 活動
- 兵庫県の調査では、8月から11月にかけてクズの葉の上で成虫が見つかっています。葉に食べあとが多く残っていても、見つかる成虫は少ないことがあります。
- 群れの暮らし
- 幼虫は何匹も集まって葉を食べます。
名前と分類
- 名前について
- 和名クズクビボソハムシは、日本で初めて記録されたときに付けられた新しい名前です。また、この種はしばらくツユクサを食べる別種(Lema lacertosa)と同じ種として扱われていましたが、2013年の研究で、体が大きくずんぐりしていて腹側がほぼ黒いことなどから、別種として認め直されました。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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