ワスレグサは、日本の野原や道ばたで橙色の花を咲かせる多年草です。一つの花は一日でしぼみますが、別のつぼみが順に開きます。

姿・形

育つ姿
細長い葉が根元から束になって広がり、葉とは別の花茎が立ち上がります。
葉
葉は長い剣形で、花茎には大きな葉が並びません。
花
橙色の花はラッパ状に開き、花びらのような部分が6枚あります。一つの花は一日でしぼみますが、別のつぼみが順に開きます。

間違えやすい生き物

オニユリLilium lancifolium

オニユリは直立する茎に葉が並び、葉の付け根に黒いが見られます。橙色の花には黒い斑点が多く、花びらのような部分が強く反り返りますが、ワスレグサは葉が根元に集まり、花はラッパ状に開きます。

間違えやすい理由どちらも夏に大きな橙色の花を咲かせます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 野原・草地
  • 道ばた・土手
  • 庭
分布
この種の自然分布は日本を含む東アジアです。日本では地域や姿の異なる複数のが知られています。
好む環境
日当たりのよい場所で育ち、地下の太い根とからまとまって葉を出します。

育て方

増やし方
地下茎や太い根のある株を分けて増やせます。実のでき方は変種によって異なります。
毒性
ワスレグサ属の植物はネコにとって非常に危険です。葉や花を食べると腎臓の障害につながることがあります。

名前と分類

名前について
八重咲きのヤブカンゾウはHemerocallis fulva var. kwansoと呼ばれます。 この種には一重咲きのノカンゾウが含まれます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • ノカンゾウを身につけるとつらいことを忘れられるという言い伝えから、ワスレグサという名が伝わっています。
  • 属名Hemerocallisは「一日の美しさ」を意味し、一つの花が一日だけ咲く性質を表します。
ワスレグサ(Hemerocallis fulva)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo