オオメナガカメムシは体長5.5mmほどの小さなカメムシで、アブラムシなどの小さな虫を捕らえて食べます。日本では作物の害虫を食べる天敵として利用が研究されてきました。オオメカメムシとも呼ばれます。
姿・形
- 姿
- 体長5.5mmほどです。頭部は短く横に幅広く、黒く大きなが左右に張り出します。頭部の下面は橙色、胸部と腹部の下面は光沢のある黒色です。
間違えやすい生き物
ヒメオオメナガカメムシGeocoris proteus
ヒメオオメナガカメムシは体長約3mmとひと回り小さく、全体に黒みを帯びています。オオメナガカメムシは体長5.5mmほどです。
間違えやすい理由同じ属で、体の形や左右に張り出した大きな複眼がよく似ています。本種と並んで天敵としての利用が検討されてきました。
すむ場所
- よく見られる場所
- 草地
- 農地の周辺
- 分布
- 日本や朝鮮半島をはじめ、東アジアに分布します。
- 見られる時期
日本の場合
活動 5〜11月
暮らし
- 食べ物
- アブラムシやカイガラムシなどの小さな昆虫を捕らえて食べます。
- 冬越し
- 成虫で越冬し、越冬した成虫は5月ごろから活動を始めます。
繁殖と一生
- 幼虫
- 関東地方の調査では、5月下旬〜6月に幼虫が現れ、7月下旬〜8月に新しい成虫になります。基本的に年1回の発生で、一部は8〜9月にもう1世代の幼虫が出ます。
名前と分類
- 名前について
- 1860年に、下田(現在の静岡県)で採集された標本をもとに新種として発表されました。Piocoris属に入れて Piocoris varius と呼ぶ文献もあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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