ビロウドは、藍色を帯びた黒い体に、腹の縁の黄色や赤い模様が目立つサシガメです。地表で暮らし、ヤスデをよく捕らえて食べる仲間として知られています。日本では本州以南に広く分布し、この属で日本に分布するのは本種だけです。
姿・形
- 姿
- 体長11〜14mmほどで、がっしりしてやや平たい体つきです。体は藍色がかった黒で、腹の側縁は黄色っぽく前のほうの節が赤く、腹面の中央も赤くなります。脚は黒く、付け根が赤いです。南西諸島の個体は腹の側縁の大部分が赤く、腹面の赤い部分も広い傾向があります。
間違えやすい生き物
すむ場所
- よく見られる場所
- 石の下
- 草の根際
- 落ち葉の下
- 草地・林縁
- 分布
- 本州、四国、九州、対馬、小笠原諸島、南西諸島に分布します。国外では朝鮮半島、中国、台湾などに知られています。
- 好む環境
- 地表性で、日当たりのよい草地や未舗装の道沿いなど、石や落ち葉の下に隠れられる場所で見られます。
- 見られる時期
日本の場合
活動 4〜10月
暮らし
- 食べ物
- 植物の根際や落ち葉の下にいる小さな動物を捕らえます。特にヤスデの天敵として知られています。
- 活動
- 成虫は4〜10月ごろに見られます。
名前と分類
- 名前について
- ビロウド(ビロード)はベルベットのことです。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 現状
- 大分県の調査では、道路の舗装や側溝の整備ですみかの条件が悪くなっているとされています。
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