イオウイロハシリグモは、草地や林の縁、水辺の草むらで見られる大型のクモです。同じ種でも黄色や褐色、黒褐色の個体、体の両側に白い帯がある個体など、色や模様が大きく違います。獲物を捕る網は張らず、草や低木の葉で待ち伏せします。

姿・形

姿
体長は約12~26 mmで、雄はやや小型です。橙色、黄色、褐色の単色型や、暗い地色に白い側帯がある型など、色と模様の変異が大きいです。

間違えやすい生き物

アオグロハシリグモDolomedes raptor

イオウイロハシリグモは植物上でよく見られ、体に対して脚が長めです。アオグロハシリグモは水辺や水面で見られますが、写真1枚だけでは区別しにくい場合があります。

間違えやすい理由どちらも大型で褐色系の同属種です。

アズマキシダグモPisaura lama

アズマキシダグモは体長8~12 mmほどで小さく、背甲の中央に明るい縦条があります。イオウイロハシリグモは12~26 mmほどで、が多様です。

間違えやすい理由どちらも脚が長く、草上を歩き回る褐色のクモです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 草地
  • 林縁
  • 水辺の草むら
分布
北海道・本州・四国・九州に分布し、中国、韓国、ロシア極東にも見られます。
好む環境
地表や草上で見つかり、水辺でも個体が多いことがあります。水面だけに暮らす種ではありません。

暮らし

食べ物
チョウやハエなどの昆虫を捕らえます。
活動
獲物を捕る網は張らず、草や低木の葉で待ち伏せし、近くに来た昆虫を捕らえます。

繁殖と一生

巣
メスは白い卵のうを口でくわえ、腹の下に持って移動します。

名前と分類

品種といろいろな姿
単色のイオウイロ型や白い側帯がある型など、複数の色彩型がありますが同じ種です。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
イオウイロハシリグモ(Dolomedes sulfureus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo