ノラニンジンは、ふだん食べるニンジンと同じ種の野生型です。白い小さな花がレースのように平らに集まって咲き、ヨーロッパなどから入ったとして道ばたや草地で見られます。

姿・形

育つ姿
で、高さ30〜100cmほどになります。茎には粗い毛があります。
葉
葉は細かく何回も裂け、レースのように見えます。
花
白い小さな花が平らな傘形にたくさん集まります。中心に濃い赤紫色の花が一つつくことがよくあり、ピンクがかった花もあります。
実
小さく平たい実に、かぎ状のとげがあります。

間違えやすい生き物

ドクニンジンConium maculatum

ドクニンジンの茎は中空で毛がなく、下のほうに赤紫色の斑点があります。傷つけると不快なにおいがします。ノラニンジンの茎には毛があり、葉はニンジンのにおいがします。

間違えやすい理由どちらも細かく裂けた葉と白い傘形の花をもちます。ドクニンジンは猛毒で、北海道などに帰化しています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 道ばた
  • 草地
  • 荒れ地
分布
ユーラシアの温帯地域が原産です。日本では外来種で、北海道などで記録があります。

繁殖と一生

種の広がり方
実が熟すと花の集まりが内側に丸まり、鳥の巣のような形になります。

注意すること

注意すること
ぬれた葉にふれたあと日光に当たると、皮膚炎が起きることがあります。

名前と分類

名前について
野菜のニンジンはこの種の栽培亜種(Daucus carota subsp. sativus)として別に扱われます。ここでは野生で見られるノラニンジンを中心に紹介します。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
北海道ブルーリスト2010ではA3ランクの外来種に入っています。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

ノラニンジン(Daucus carota)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo