セイヨウトゲアザミはヨーロッパ原産のアザミで、日本では1970年代以降に北海道・東北・関東・中部で見られるようになった植物です。地下茎を横に伸ばし、畑や草地で群生します。日本に昔から自生するエゾノキツネアザミも、分類によっては同じ種の変種として扱われます。

姿・形

育つ姿
多年草で、地下茎を横に伸ばして群生します。
花
紅紫色の小さな頭花を多数つけます。

間違えやすい生き物

アメリカオニアザミCirsium vulgare

アメリカオニアザミは茎や葉に硬く鋭いとげが多く、もとげに覆われ、頭花も大きめです。セイヨウトゲアザミの茎にはとげがなく、総苞にも鋭いとげはありません。

間違えやすい理由どちらも道ばたや空き地に生える紅紫色の花の外来アザミです。

キツネアザミHemisteptia lyrata

キツネアザミは葉にとげがなく、下のほうの葉は羽のように深く裂け、裏に白い毛が密生します。

間違えやすい理由アザミに似た紅紫色の頭花をつけます。

すむ場所

よく見られる場所
  • 畑
  • 草地・牧草地
  • 道路脇
  • 空き地
分布
原産はヨーロッパです。日本では北海道、東北、関東、甲信越、東海、北陸で見つかっており、輸入穀物や牧草に混じって入ったと考えられています。

繁殖と一生

増え方
ふつう雌株と雄株に分かれます。
種の広がり方
冠毛のある種子が風で運ばれます。

名前と分類

名前について
日本に自生するエゾノキツネアザミ(Cirsium setosum とも呼ばれます)は、分類によってはヨーロッパ原産の本種と同じ種の変種(var. integrifolium)として扱われます。図鑑によっては別の種として分けます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
北海道の外来種リスト(北海道ブルーリスト)にA3区分で載っています。在来植物との競合や交雑が心配されています。

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

セイヨウトゲアザミ(Cirsium arvense)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo