アカクラゲは、傘に赤褐色の縞が放射状に入り、長い触手とをたなびかせて泳ぐクラゲで、青森県以南の日本の沿岸で見られます。毒が強く、刺されると激しい痛みやみみず腫れ、水ぶくれが起こります。乾いた体から飛び散ったを吸うとくしゃみが出ることから、「ハクションクラゲ」とも呼ばれます。
姿・形
- 姿
- 傘の直径は10〜20cmほどで、褐色の縞が放射状に入ります。触手は40〜56本あり、2m以上に伸びることもあります。
間違えやすい生き物
キタノアカクラゲChrysaora melanaster
縞模様はよく似ていますが、キタノアカクラゲは触手が24本ほどと少なく、アカクラゲは40本以上あります。キタノアカクラゲの方が大きく、北の冷たい海にすみます。
間違えやすい理由同じ属で傘の縞模様がそっくりです。
すむ場所
- よく見られる場所
- 沿岸の海
- 湾
- 分布
- 日本では台湾北東部から青森県の陸奥湾まで見られます。北西太平洋の朝鮮半島や中国の沿岸にも分布します。
- 好む環境
- 暖かい海を好み、幼いクラゲ(エフィラ)は水温20〜24℃でよく育ちます。
暮らし
- 食べ物
- 毒で小さな動物をまひさせて食べる肉食性です。クシクラゲ類を特に好み、ミズクラゲを食べた記録もあります。
- 活動
- 調査では、成体は真夏よりも5月ごろに多く見られたとされています。
繁殖と一生
- 増え方
- という小さな固着期を経て、そこから小さなクラゲが生まれます。
注意すること
- 注意すること
- 刺されると強い痛み、みみず腫れ、水ぶくれが起こります。子どもが重い合併症を起こした例も報告されています。
名前と分類
- 名前について
- 有明海周辺などでは、食用のビゼンクラゲのように赤みのある別のクラゲも「赤クラゲ」と呼ぶことがあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 名前は体の赤い色に由来します。
- 真田幸村が粉にしたこのクラゲを敵にまいてくしゃみをさせたという言い伝えから「サナダクラゲ」、縞模様から「連隊旗クラゲ」とも呼ばれます。
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