オニベニシタバはが朱色に近い紅色をした大型のシタバガの仲間で、の長さは32~35mmほどになります。幼虫はミズナラ・クヌギ・コナラなどコナラ属の葉を食べ、成虫は夏から秋に現れます。北海道から九州まで分布しますが、九州などでは記録の少ない蛾です。

姿・形

姿
前翅の長さ32~35mmほどの大きな蛾です。後翅は朱色に近い紅色で、黒い帯があります。

間違えやすい生き物

ベニシタバCatocala electa

ベニシタバは後翅が桃赤色で、中央に鉤形の黒い斑があります。前翅は灰色で樹皮のような模様です。幼虫はヤナギ類を食べ、成虫は8~9月に現れます。

間違えやすい理由どちらも後翅が赤く、黒い帯のあるシタバガです。

エゾベニシタバCatocala nupta

見た目はよく似ています。エゾベニシタバはおもに本州中部より北にすみ、幼虫はポプラの仲間につくので、見つけた場所や周りの木が手がかりになります。

間違えやすい理由後翅が赤いシタバガで、よく似ています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 山地の落葉樹林
  • コナラ・クヌギの雑木林
分布
北海道・本州・四国・九州に分布します。国外では沿海州、サハリン、朝鮮半島、中国北部にいます。
好む環境
関東周辺では山地や内陸の盆地に普通に見られますが、太平洋岸の低地ではほとんど記録がありません。九州では高地の落葉樹林にすみ、記録は限られています。
見られる時期

日本の場合

活動 7〜9月

暮らし

活動
成虫はおもに7~9月に現れ、福岡県では6~10月の記録があります。
冬越し
卵で冬を越します。

繁殖と一生

幼虫の食草
ミズナラ、クヌギ、コナラ、カシワなど、コナラ属の葉を広く食べます。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません
現状
環境省レッドリストには掲載されていませんが、九州の一部の県では記録がごく少なく、情報不足とされています。大分県では生息環境の悪化が心配されています。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

オニベニシタバ(Catocala dula)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo