ヤマガラシは山地の沢沿いなど湿った場所に生えるアブラナ科の草で、黄色い花を咲かせます。花のあとにできる細長い実が茎に沿ってまっすぐ立つのが特徴です。ミヤマガラシ(深山芥子)とも呼ばれます。

姿・形

育つ姿
茎はまっすぐ立ち、上のほうで枝分かれします。二年草または短命な多年草で、高さは20〜60cmほど、大きいものは1m近くになります。
葉
根元の葉は羽状に切れ込んだ複葉で長さ6〜12cm、先端の小葉は楕円形から卵形です。茎の葉は付け根が耳のように張り出して茎を抱きます。
花
直径4.5〜8mmの黄色い4弁花が、茎の先に房のように集まって咲きます。
花の時期
5〜8月ごろ
実
実は長さ3〜4cmの細長いで、まっすぐ立ちます。種子は長さ1.5〜2mmです。

間違えやすい生き物

ハルザキヤマガラシBarbarea vulgaris

ハルザキヤマガラシは実が短めで、茎から斜めに開いてつきます。実の先に残るも2〜3mmと長めです。ヤマガラシの実は茎に沿うようにまっすぐ立ちます。

間違えやすい理由同じ属で、葉の形も黄色い花もよく似ています。ヨーロッパ原産の帰化植物で、各地に広がっています。

すむ場所

よく見られる場所
  • 渓流沿い
  • 礫地
  • 湿地
分布
本州中部以北と北海道に分布します。国外では千島列島、サハリン、朝鮮半島、シベリア東部、モンゴル、北アメリカに見られます。
好む環境
低山帯から高山帯まで、渓流沿いの礫地や水湿地に生えます。
花の時期

5〜8月に咲きます

花 5〜8月

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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ヤマガラシ(Barbarea orthoceras)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo