リョウメンシダは、北海道から九州の湿り気のある林の中に生える、の大型のシダです。名前の「両面羊歯」は、葉の表と裏の質感がよく似ていることに由来します。
姿・形
- 育つ姿
- 常緑性の大型のシダです。太いが短く横にはいます。
- 葉
- 葉身は3~4回羽状に細かく裂け、長さ40~65cm、幅15~30cmほどになります。紙のような薄い質感で、淡い緑色です。
間違えやすい生き物
シノブカグマArachniodes mutica
シノブカグマは羽軸から葉の裏側にまでがつき、標高1000mほどの山地に生えます。リョウメンシダは平地やスギ林に多いです。
間違えやすい理由同じカナワラビ属で、細かく裂けた葉の形が似ているためです。
すむ場所
- よく見られる場所
- 谷間の林
- 斜面の林
- スギ植林地
- 分布
- 日本では北海道から九州まで分布します。国外では韓国の済州島や鬱陵島にも生えます。
- 好む環境
- 谷間や斜面の林の中で、やや湿った場所に群がって生えます。スギ植林地にもよく生えます。
繁殖と一生
- 増え方
- 花は咲かず、胞子でふえます。は秋から冬に熟します。胞子は葉緑体を含んで緑色に見え、カナワラビ属ではこの種だけの特徴です。
名前と分類
- 名前について
- コガネシダ、ゼンマイシノブという別名もあります。ただしコガネシダは、イワデンダ科の別の種(Woodsia macrochlaena)の標準和名としても使われています。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
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