リュウキュウコザクラ(琉球小桜)は、地面に広がる丸い葉の中から細い花茎を伸ばし、小さな白い花を傘のように数個ずつ咲かせる一年草またはです。本州の中国地方から琉球列島に分布しますが、本州・四国・九州では各県のレッドリストに載るほど少なくなっています。コケサクラソウとも呼ばれます。
姿・形
- 育つ姿
- 小さな一年草または二年草で、サクラソウ科の仲間です。
- 葉
- 根元から丸い葉が状に広がります。
- 花
- 長さ5~15cmの花茎の先に、白く小さな花を3~8個、傘の骨のように広げてつけます。
間違えやすい生き物
サカコザクラAndrosace filiformis
サカコザクラは1本の花茎に20個ほどの花をつけ、一つ一つの花は径2~3mmとさらに小さいです。リュウキュウコザクラは1本の花茎に3~8個で、花は径4~5mmです。
間違えやすい理由同じ仲間で、白い小花を傘状につける姿がよく似ています。サカコザクラは北海道や本州でまれに見つかる外来種です。
すむ場所
- よく見られる場所
- 乾いた草地
- 原野
- 分布
- 本州の中国地方から琉球列島まで分布します。国外では朝鮮半島、中国南部、台湾から東南アジアに見られます。
- 好む環境
- 海岸から山地まで、日当たりのよい乾いた草地に生えます。
名前と分類
- 名前について
- 最初はモウセンゴケの仲間(Drosera属)として誤って記載され、のちにトチナイソウ属(Androsace)に移されました。
保全状況
- 保全状況
- 環境省レッドリストには載っていませんが、本州・四国・九州では各県のレッドリストに載っており、絶滅とされた県もあります。
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