イイダコは、腕の付け根に金色の輪のような模様がある小さなタコです。「飯」の名は、産卵前の雌の胴に米粒のような卵が詰まることに由来します。

姿・形

姿
胴は小さく、腕の付け根の左右に丸いがあります。

間違えやすい生き物

イイダコモドキAmphioctopus ovulum

イイダコの眼のような輪は金色、イイダコモドキ(Amphioctopus ovulum)の輪は紫がかっています。ただし体色や写真の光で見分けにくいこともあり、卵はイイダコの方が大きいです。

間違えやすい理由小型で似た輪の模様を持つ近縁種です。

すむ場所

よく見られる場所
  • 沿岸の砂地
  • 砂と泥の海底
分布
日本では青森県から鹿児島県までの沿岸で記録されています。

繁殖と一生

繁殖期
瀬戸内海で採集して飼育した個体は、2~4月に産卵しました。
巣
貝殻などの隠れ場所に卵を付けます。

名前と分類

名前について
以前は Octopus ocellatus という学名で呼ばれていました。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
瀬戸内海では漁獲量の減少を受け、飼育や資源回復の研究が進められています。

文化と話題

文化と話題
  • 岡山県には、卵を抱く時期のイイダコを煮付けにする郷土料理があります。
イイダコ(Amphioctopus fangsiao)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo