ナミキソウは海岸の砂浜に生えるシソ科の多年草で、波打ちぎわに近い砂地に育つことから「浪来草」と名付けられたとされています。6~9月、茎の上部の葉のわきに青紫色の唇形の花を1個ずつつけます。北海道から九州までの海岸の砂地で見られます。
姿・形
- 育つ姿
- 高さは10~40cmになります。茎は断面が四角く、毛があり、よく枝分かれします。
- 葉
- 葉は対生し、厚みのある長楕円形です。
- 花
- 茎の上部のに1個ずつ花をつけます。花冠は長さ2~2.2cmほどの青紫色の唇形です。
- 花の時期
- 6~9月
間違えやすい生き物
タツナミソウScutellaria indica
タツナミソウは茎の先に3~8cmの花穂をつけ、花が一方向を向いて並びます。花期も5~6月と早めです。ナミキソウは花が上部の葉腋に1個ずつつき、海岸の砂地に生えます。
間違えやすい理由同じタツナミソウ属で、紫色の唇形の花がよく似ています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 海岸の砂浜
- 砂丘
- 分布
- 北海道・本州・四国・九州の海岸に分布します。国外では朝鮮半島、中国東北部、千島、サハリンにも見られます。
- 好む環境
- 日当たりのよい乾いた砂地に生えます。細長いを砂の中に伸ばして増えます。
- 花の時期
6〜9月に咲きます
花 6〜9月
育て方
- 増やし方
- 細長い地下茎を伸ばして砂の中で広がります。
名前と分類
- 品種といろいろな姿
- 白い花のシロバナナミキソウという品種もあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
- 現状
- 環境省レッドリストには掲載されていませんが、京都府では準絶滅危惧種で、海岸の開発や園芸目的の採集で減っています。
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