カシノシマメイガは、幼虫が菓子や穀物、デンプン、干した果物などの乾燥食品を食べる屋内害虫です。止まるときに腹の先を背中側へ反り返らせる、変わった姿勢をとります。食品の流通とともに運ばれ、今では世界中に広がっています。

姿・形

姿
は1.8~3cmほどです。前翅の付け根と外側は赤紫色で白い線に縁取られ、中央は明るい黄褐色です。

間違えやすい生き物

ノシメマダラメイガPlodia interpunctella

ノシメマダラメイガは開張1.4~2cmと小さく、前翅の体に近い半分がクリーム色、外側の半分が赤銅色と、2色に分かれます。カシノシマメイガは前翅の中央が明るく付け根と先が赤紫色で、止まると腹の先を反り上げます。

間違えやすい理由どちらも台所や米びつの乾燥食品から出てくる茶色っぽいガです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 家の中
  • 穀物倉庫
  • 製粉所
分布
ほぼ世界中に分布します。屋外ではほとんど見られず、暖房が広まったことで寒い地方にも増えました。
好む環境
湿ったりカビが生えたりした穀物や粉を特に好みます。

暮らし

食べ物
幼虫は穀類、菓子類、デンプン、干した果物などを食べます。幼虫の糸や糞で食品が汚れ、製粉所では糸のかたまりが機械を詰まらせることもあります。
活動
初夏から秋に現れます。昼間は壁などで翅を開いて止まり、そのとき腹の先を背中側へ曲げて持ち上げます。
冬越し
育ちきった幼虫で冬を越します。

繁殖と一生

繁殖期
日本の資料では、年に1~2回発生するとされています。
幼虫
幼虫は食べ物と自分の糞をつづった巣の中で暮らします。育ちきると物のすき間などで繭を作り、蛹になります。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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カシノシマメイガ(Pyralis farinalis)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo