ノグルミは葉や木の姿がクルミに似ていて、山野に生えることから「野胡桃」と名づけられた木です。枝先にハリネズミのような硬い実の穂がつき、冬になっても残ります。実は食べられません。
姿・形
- 育つ姿
- 落葉高木で、高さ10~20m、幹の直径60cmほどになります。樹皮は黒っぽい茶色で、縦に細かく裂けます。
- 葉
- 小さな葉が鳥の羽のように並ぶで、互い違いにつきます。
- 花
- 雄花と雌花が同じ木に咲き、新しい枝の先に花穂が上向きに集まります。
- 花の時期
- 6月ごろ
- 実
- 硬いうろこに包まれた長い楕円形の果穂で、冬も枝先に残ります。
間違えやすい生き物
クルミの仲間Juglans
ノグルミの実はうろこに包まれた松かさのような穂で、冬も枝に残ります。食べられるクルミの実とはまったく違います。
間違えやすい理由羽状の葉と木の姿がクルミに似ていて、名前の由来にもなっています。
すむ場所
- よく見られる場所
- 山野
- 日当たりのよい林
- 分布
- 日本では東海地方より西の本州、四国、九州に自生します。国外では中国中南部、台湾、朝鮮半島に分布します。
- 好む環境
- 日当たりのよい場所を好みます。
- 花の時期
6月に咲きます
花 6月
名前と分類
- 名前について
- ノブノキ、ヤマグルミという別名もあります。
保全状況
- IUCNレッドリスト
- NE未評価まだ評価されていません
文化と話題
- 文化と話題
- 燃やすと独特のよい香りがするので、中国地方や九州では大晦日や節分に焚く風習がありました。
- 樹皮からとれるタンニンは皮なめしに使われ、昔は樹皮や枝葉を砕いて魚をとる毒にも使われました。
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