ヘラサギは日本では主に九州などへ少数が渡ってくる珍しいです。へらのように広がったくちばしを水中で左右に振り、小動物を探します。

姿・形

姿
全長は約86 cmで、体は白く、黒いくちばしの先が黄色です。繁殖期には後頭の飾り羽と胸の黄褐色の帯が目立ちます。

間違えやすい生き物

クロツラヘラサギPlatalea minor

ヘラサギは目の周りが白く、黒いくちばしの先が黄色です。クロツラヘラサギ(Platalea minor)は目の周りからくちばしまで黒い皮膚が続いて見えます。

間違えやすい理由どちらも白い体とへら形のくちばしを持ち、同じ水辺で見られることがあります。

すむ場所

よく見られる場所
  • 干潟と河口
  • 浅い湿地
  • 水田と湖沼の岸
分布
日本では北海道から南西諸島まで記録がありますが、近年は九州を中心に少数が越冬します。
いる時期
日本では冬鳥です。
好む環境
くちばしを水中で振れる、浅く開けた水辺を利用します。

暮らし

食べ物
魚類や、貝類、水中で暮らす昆虫などを食べます。
活動
浅い水辺を歩き、少し開いたくちばしを左右に振って獲物を探します。
群れの暮らし
繁殖地では集団で巣を作り、越冬地でも群れで餌を探して食べることがあります。

繁殖と一生

繁殖期
北半球の繁殖地では春から繁殖します。
巣
地上やヨシ原、低木や樹上に枝で巣を作り、集団で繁殖します。
卵の数
3~5個

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです
現状
日本では環境省の2026年レッドリストで(EN)です。
ヘラサギ(Platalea leucorodia)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo