イエユウレイグモは、家の中の天井の隅に不規則な網を張り、逆さまにぶら下がっている脚の長いクモです。人の暮らしに伴って世界中の家屋に広がった種で、ユウレイグモの仲間の中では比較的大きいほうです。

姿・形

姿
メスの体長は約8mmで、オスはやや小さめです。体は全体に白っぽく、はっきりした模様はありません。脚は体長の5~6倍あり、眼は8個です。

間違えやすい生き物

ユウレイグモPholcus crypticolens

ユウレイグモは小型で細身の薄褐色、腹部の背面に矢羽根のような模様があります。イエユウレイグモはより大きく、白っぽくて模様がありません。

間違えやすい理由日本の野外で最も普通のユウレイグモ類で、姿がよく似ているためです。ユウレイグモは山林の岩陰などに多く見られます。

シモングモSpermophora senoculata

シモングモは体長2~3mmと小さく、脚が短めで腹部が丸く、眼は6個です。

間違えやすい理由同じ科で、机の引き出しや本棚など家の中にすむためです。

ザトウムシ類Opiliones

ザトウムシはと腹部が一つにまとまった体で、網を張りません。イエユウレイグモは体にくびれがあり、網にぶら下がっています。

間違えやすい理由どちらも体が小さく、脚がとても細長いためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 人家
  • 倉庫
  • 地下室
分布
人の移動に伴って世界中の建物に広がっており、日本産のクモとしても記録されています。
好む環境
暖かく暗い、静かな場所を好みます。

暮らし

食べ物
昆虫やほかのクモを食べます。ほかのクモの網に入り込んで、その持ち主を襲うこともあります。
活動
下向きの面に不規則な網を張り、その中央に逆さまにぶら下がっています。何かが近づくと、網ごと体を激しく揺さぶります。

繁殖と一生

巣
メスは卵を糸でまとめ、ふ化するまで口にくわえて守ります。
成熟まで
卵から成体になるまで約1年かかります。
寿命
成体になってからさらに2年ほど生きることがあります。

注意すること

注意すること
人に対する毒の影響はほとんどないとされます。かまれることもまれです。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

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写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

イエユウレイグモ(Pholcus phalangioides)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo