オオフラミンゴ(ベニイロフラミンゴ)は、カリブ海周辺や南アメリカ北部、ガラパゴス諸島にすむ全身が濃い紅色のフラミンゴです。北アメリカに自然分布する唯一のフラミンゴです。日本の野外では見られません。

姿・形

姿
全長120〜145cmほどです。全身が濃い桃紅色で、雨覆は赤く、風切羽は黒色です。くちばしは桃紅色と白色で先端が黒く、足は全体が桃紅色です。
声
ガチョウに似た声で鳴きます。
季節による姿
羽の紅色は、餌に含まれるという色素によるものです。ひなは灰色っぽい羽で生まれます。

間違えやすい生き物

ヨーロッパフラミンゴPhoenicopterus roseus

ヨーロッパフラミンゴは体の大部分が白っぽい淡いピンクで、オオフラミンゴのほうが全身の紅色がずっと濃いです。

間違えやすい理由かつて同じ種とされていました。図鑑によっては「オオフラミンゴ」の名でこちらを指します。

チリーフラミンゴPhoenicopterus chilensis

チリーフラミンゴは足が灰色で関節だけが桃色、くちばしの半分以上が黒色です。

間違えやすい理由動物園でよく飼育されているフラミンゴです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 海岸のラグーン
  • 干潟
  • 浅い塩湖
分布
西インド諸島(キューバ、バハマ、イスパニョーラ島など)、ユカタン半島、コロンビアやベネズエラなど南アメリカ北部の沿岸、ガラパゴス諸島で繁殖します。
好む環境
塩分を含む浅い水辺で、泥をこして餌をとります。

暮らし

食べ物
小さな甲殻類や貝、昆虫、藻類などを、逆さにしたくちばしで泥ごと水をこして食べます。

繁殖と一生

繁殖期
5〜8月
巣
泥を盛り上げた塚の上に産卵します。
卵の数
卵1個
抱卵
28〜32日
寿命
平均40年ほどで、鳥類の中でも長生きです。

名前と分類

名前について
日本の図鑑や一般の解説では、「オオフラミンゴ」の名はヨーロッパフラミンゴ(Phoenicopterus roseus)を指すことが多く、この種(P. ruber)は「ベニイロフラミンゴ」と呼ばれます。以前は両方が同じ種とされていましたが、現在は別種として扱うのが一般的です。ガラパゴス諸島の群れは(P. r. glyphorhynchus)とされています。

保全状況

IUCNレッドリスト
LC低懸念絶滅のおそれは低いです

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出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

オオフラミンゴ(Phoenicopterus ruber)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo