オオセンチコガネは、動物のフンに集まるの仲間で、金属のように強く輝く体をもっています。ふつうは赤紫色ですが、地域によって色が変わり、奈良県周辺では青い「ルリセンチコガネ」が知られています。日本各地の丘陵や山地にすんでいます。

姿・形

姿
体長は16〜22mmほどで、強い金属光沢があります。頭の先が前に突き出してとがって見えます。
季節による姿
色は地域ごとに違い、全国的には赤っぽいものが多いですが、京都府周辺では緑色、奈良県周辺では青色(ルリセンチコガネ)のものが見られます。

間違えやすい生き物

センチコガネPhelotrupes laevistriatus

センチコガネは頭の先がとがらず、体の色も紫銅色で、オオセンチコガネより地味なことが多いです。

間違えやすい理由同じ属で大きさも形も似ていて、同じようにフンに集まるためです。

すむ場所

よく見られる場所
  • 雑木林
  • 林道
  • 山地
  • 牧場
分布
北海道・本州・四国・九州・対馬・屋久島に分布します。国外では朝鮮半島や中国東部にもいます。
好む環境
丘陵から山地に多く、雑木林の散策路でよく見かけます。かつては牧場の牛のフンも食べていましたが、シカなどのフンでも育ちます。
見られる時期

日本の場合

活動 4〜10月

暮らし

食べ物
シカなどの動物のフンや死体に集まります。まれに腐ったキノコや樹液に来ることもあります。小さなシカのフンは何回かに分けて巣穴に運び込みます。
活動
成虫は4〜10月に見られ、春と秋に数が多くなります。

繁殖と一生

幼虫
メスは地中に巣穴を掘ってフンを詰め、そこに卵を産みます。ふ化した幼虫はそのフンを食べて育ちます。

名前と分類

名前について
屋久島のものは屋久島亜種(P. a. yaku)として分けられています。

保全状況

IUCNレッドリスト
NE未評価まだ評価されていません

文化と話題

文化と話題
  • 名前の「センチ」は、トイレを指す古い言葉「雪隠(せっちん)」に由来するといわれます。これは近い仲間のセンチコガネの名前の由来として紹介されている説明で、フンに集まる習性にちなんでいます。

ほかの生き物も見てみる

出会った生き物を記録して、集めていこう

写真を残すと日付や場所と一緒に整理され、地域のアルバムを一種ずつ埋めていけます。

オオセンチコガネ(Phelotrupes auratus)— 見分け方・生息地・似た種 | Moeyo